春日公園
福岡というと、たいていは福岡市内を指すことが多いが、実際には福岡県のことでもある。福岡県には春日市や大野城市など、いくつもの市が含まれており、小倉や久留米も実は福岡県の一部だ。
春日公園は春日市にある公園だ。今住んでいる場所は福岡市、大野城市、春日市の境目あたりで、どちらかというと市街地から少し離れた場所にあるため、観光客も相対的に少ない。博多方面へ出るのは少し面倒ではあるが(JR快速なら1駅だが、自転車で駅まで行くと10分くらいかかる)、ここの空気感とちょうどいい居心地のよさがとても気に入っている。遠すぎず、うるさすぎない。
春日公園の景色を撮ってみようと思ったのだが、たぶん僕の腕がまだ足りず、これといって良い被写体が見つからなかった。見返してみると、一番気に入ったのは空を見上げるように撮ったこの一枚だ。
以前は、おいしいものは福岡市内で探すものだと思っていた。天神、博多、西新あたりだ。たしかにおいしいのだが、ほんとうに高い。
最近気づいたのは、少し遠い場所まで足を伸ばすと、タイミング次第で思わぬ出会いがあるということだ。春日公園の外の坂を上ったところにいくつか店があり、今のところ食べたものはどれもおいしい。
ザ スヌープ 春日店(THE SNOOUP)
ここで一番有名なのはオーガニックトマトスープと鶏肉で、店全体の魂はこのスープにある。最高だ! しかも値段も高くない。
そば処 武蔵 春日本店
ここは THE SNOOUP の向かいにある、蕎麦料理の店だ。以前にも書いたが、日本人が蕎麦を食べるときは、蕎麦そのものの香りを味わうことを重視することが多い。そのため、食べ終わったあとに別で蕎麦湯を頼み、出汁と合わせて飲む。ここは温かい蕎麦もざるもどちらもおすすめだが、僕個人としては、ざるのほうが蕎麦の真髄をより感じられると思う。
ざるの場合は、店が挽きたてのワサビを出してくれる。これを蕎麦を醤油だれにつけて食べると、ほんとうにうまい。蕎麦の香りを楽しみながら、ワサビのツンとした辛さも味わえる。ここには蕎麦ととんかつ丼のセットがあり、値段的にもかなりお得だ。店内のおでんもかなりおすすめで、よく味が染みている。